ボタニカルライフプランナー®︎の
山口華子さんは、
神奈川県の逗子市に住んでいらっしゃいます。
お家から10分も歩けば、
目の前に広がる海。
毎日、お仕事が終わってから
飼っているワンチャンを連れて
サンセットタイムにビーチを歩くのが
至福の時間だそうです。
困ったとき、悩んだ時
とりあえず、「海へ行こう」
自然と気持ちがリセットされ、
新たなエネルギーが湧いてくると
おっしゃいます。
”日の出、日の入り、海を見るため
起床時間からのライフスタイル全般が
海に合わせている”
とニッコリ。
そんな海が大好きな山口華子さんは、
ボタニカルライフプランナー®︎として、
植物の「香り」を生活に取り入れることを中心に
ご自分で、アロマスクール（Hanako Labo）の
運営をされています。
ここに至るまで
何がきっかけだったのか
色々とお話を伺いました。
小学校の卒業論文に
「資生堂の美人秘書になる！」と
書いたことを実現するべく、
短大を卒業し、秘書の専門学校へ
憧れの資生堂に入社したものの、
秘書職ではなく、
配属されたのは、香料研究室。
そこで香りという世界に初めて触れましたが、
「女子はパヒューマーには、なれない」
と、はっきり言われ、
「香り」の世界の壁を感じました。
その後、資生堂の鎌倉工場へ行きますが、
数年したある日突然、
工場閉鎖！全員解雇！ということに遭遇
働く先は、見つけられましたが、
（OEM会社の品質管理）
この頃だと思います、
「何か足りない、
目指すものがない」
自分探しが始まったのは・・・。
通勤電車の広告で
「アロマ」の文字を見たとき、
資生堂時代、「香り」の壁を感じて
離れてしまった「香り」の世界に
もう1度触れてみようと思い始めました。
アロマテラピーの勉強をしながら、
生活の中に「植物のアロマ」を
取り入れていると、
”誰かと比べる”
気にしている息苦しさが
不思議となくなっていきました。
いつからだって遅くない。
自分がやりたいように生きよう
自分が心からやりたいことをやろう
自分が好きなことができる
環境づくり・・・・
植物の「香り」分野で、
自分が大好きなアロマ教室を立ち上げる
という目標ができ、
そこに向かって進んできて、
今に至ります。
会社員時代、どのように植物の香りを
取り入れられていたのでしょうか？
残業で疲れて帰ってきて、
洗濯物すら取り込まれていない・・・
家族からは
「夕飯は〜⁈」という言葉が
とんできます。
イライラがマックスになっているところで、
「香りを嗅ぐ」という行為で、
ひと呼吸、置いていました。
そのときの香りは、
カモミールローマンや ゼラニウム。
マックスだったイライラはどこへ？
不思議なくらい気持ちが落ち着き、
家族に余計なひとことを言わずに済みました。
「夕飯は焼きそばでいい？」 と言うと
誰からも文句は言われず
私も家族も穏やかな気持ちで
夕飯を食べることができました。
また朝、会社に行くのが憂鬱で
たまらなかった頃 、
電車のホームで
よく嗅いでいたのがライム
甘くない力強い香り
ライムは黄色くなると
香りは劣化していきます。
決断のときの
背中を押してくれたのも
ライムでした。
特別な何かをするのではなく
アロマの香りをただ嗅ぐという行為で
こんなにも気持ちの切り替えができて、
変化がもたらせるのですね。
簡単に取り入られることができることですし、
お気に入りの１本があるっていいですね。
お気に入りのボタニカルアイテムは
ありますか？
特に気に入っているのが、
洗濯の時に使う柔軟剤に
使用することです。
洗濯は、家事の中でも１番好きで、
そこに香りがプラスされると、
気分よく1日が過ごせます。
洗濯は、毎朝の行動の
きっかけになるので、
ここが気分が良いということは
私にとって、とても大切なことです。
華子さん、大好きな場所を歩きながら、
お話を聞かせてくださって
ありがとうございました。
資格取得後の華子さんの
ボタニカルライフで
専門性を高めていかれる部分は、
「植物のアロマ（香り）」分野。
暮らしの中でどう活かしていくか、
突き詰めながら、
生活に活かす楽しみから、
生き生きとしたライフスタイルを
ご自身はもちろん、多くの方に
これから益々広げていかれることと、
胸がいっぱいになりました。
ボタニカルライフプランナー協会
代表 末吉真由美
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