発見された日本の風景(高野光正コレクション)

高野光正コレクション

「高野光正コレクション 発見された日本の風景」を
鑑賞してきました。

 

幕末から明治時代に多くの外国人が
日本に訪れ、日本のお土産として海を渡っていた
たくさんの絵画たち。

 

写真がモノクロだった時代、
海外で日本特有の文化や
色彩豊かな美しい姿を
伝えてくれたものだったそうです。

 

一方で描かれてすぐ日本を旅立ったものばかり、
素晴らしい画家たちの存在が日本国内では
長い間、知られることがなかったそうです。

そんな彼らの作品たちを
高野光正氏が長年の調査と収集で、
日本に里帰りさせた厳選集で
素晴らしかったです。

 

明治日本の姿

目についたのは、
子供が赤ん坊を子守りする姿
(おんぶしている)

農村、漁村での人々の営み
草履、着物の柄、
花咲く風景、

水彩画なのに、油絵のような
濃厚な彩色やドラマティックな表現

 

寺院の庭
東京の庭

 

外国人を魅了した
日本の美とは
どんなものなのか・・・

 

日本のどこに魅力を感じていたのか。

そんな視点で作品を見ていると

 

今では、インターネットで
世界中の隅々まで
みたり、知ることができる時代、

 

心が揺さぶられる大きさが
全然違うのだろうなと思いました。

 

絵画でしか、知ることができない
色のある日本の風景に
しばし思いを馳せました。

 

当時、横浜が海外交流の窓口
画家のチャールズワーグマンが
横浜を拠点に活動していて

彼が描いた作品とともに

ワーグマンに師事した
日本人画家たちが

 

陰影法、遠近法などを使った
壮大な作品たち

明治時代へのトリップのようで、
鑑賞後は、令和に帰ってきた感覚。

この展覧会は、発見された日本の風景

 

私たちボタニカルライフプランナーも、
植物と暮らしでこれまであったもの、
忘れられていたものを
新しい形で見せていきたいと思っています。

 

それには「発見」=「気づくこと」が
必要です。

 

こんな時間を過ごすのも
1つなのかもしれません。

 

「高野光正コレクション
発見された日本の風景」は、
横浜高島屋ギャラリーで
8月19日(月)まで開催しています。

 

おすすめなので
お盆休み、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

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