先日、横浜で開催された
「かながわデコ活脱炭素フェア」に行ってきました。
会場にはクイズラリーや
子ども向けのソーラーランタン作り、
紙芝居などがあり、家族連れでにぎわっていました。
「ソフトエネルギープロジェクト」のブースでは、
手回し発電で動くNゲージ列車、
ソーラーカーやソーラークッカーの展示もあり、
目を輝かせる子どもたちの姿が印象的でした。
🌞 学んだこと
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横浜のエネルギーの約30%は、
まだ石炭火力に頼っていること。 -
30年前から太陽光パネルは存在していたけれど、
ようやく今、人々が耳を傾けるようになり、
国や県の補助制度も整ってきたこと。 -
ソーラーカーはフル充電で1時間走れること。
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ソーラークッカーはおよそ150℃の温度を保てること。
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エアコンのフィルターは「2週間に1度のお掃除」が
推奨されていること。 -
自動お掃除機能付きのエアコンは、
約15%の省エネになること。 -
60Wの電球を例にすると、白熱灯は57.1W、
一方でLEDはわずか6.8W。
同じ明るさでも、消費電力の差が
とても大きいことを実感しました。
🚂 ちょっとした遊び心
手回し発電機を使って電車を動かし、
「どちらが先に駅に電車をつけられるか?」
と、2人で競争をしました。
気づけば、子どものようにはしゃいでいて…
思わず笑ってしまいました。
たのしみながら体験することって、
やっぱり記憶に残りますね。
学びが“体にしみ込む”瞬間を感じました。
🌿 「デコ活」とは?
「デコ活」という言葉は、
脱炭素(De-carbonization)の
“デ”+エコ(Eco)
“コ”+生活
活動の“活”
から生まれたもの。
つまり「デコ活」とは、
「
脱炭素につながる暮らしの活動
」
を表す言葉なんです。
2022年に環境省がスタートした国民運動で、
国や自治体・企業・団体とともに、
私たち一人ひとりの行動を
未来につなげていこうという
呼びかけでもあります。
暮らしの工夫を楽しみながら、
自然に寄り添うこと。
それが未来の環境につながっていくのだと思うと、
背筋がすっと伸びますね。
(パナソニックの方からエアコンと冷蔵庫のお話を
うかがっているところ。お写真の掲載許可いただいています。)
🌱 感じたこと
太陽や風といった自然の恵みを
「どう使うか」ではなく、「どう一緒に暮らしていくか」。
そんな視点が、これからますます
大事になるのではないでしょうか。
植物と暮らすことも同じで、手をかける動作体験と、
香りや手ざわりを味わう感覚体験がつながって、
私たちの心と暮らしを豊かにしてくれます。
「デコ活」の取り組みからも、
暮らしの中で自然を感じる知恵を
増やしていきたいと思いました。
クイズラリーに参加したり、アンケートに答えて、
こんな来場者プレゼントをいただきました。
⚫️メモ帳
サトウキビの搾りかすと伐採された竹から
作られています。
⚫️壱億円ティッシュ
製造時に排出されるCO2を
100%カーボンオフセット
🌿協会からのメッセージ
デコ活が教えてくれるのは、
「未来のために、日々の暮らしからできることを楽しむ」
という視点です。
その小さな一歩を、台所から始めてみませんか?
次回のイベントは、
「五感で楽しむ野菜のある暮らし
〜冷凍術と旬を味わうレシピ〜」。
野菜ソムリエプロ・根本早苗先生をお迎えし、
冷凍保存の基本から栄養を逃さない下ごしらえ、
旬をぎゅっと閉じ込めるレシピまで。
実際に試食しながら学べる、
台所から始まるボタニカルライフです。
交流の時間もあり、暮らしのヒントを
分かち合える場になりますよ。
👉 詳細・お申し込みはこちらから:
野菜の冷凍術 講座ページ
🌱 冷凍庫をひらくたび、旬のおいしさがよみがえる。
そんな台所の小さな工夫を、一緒に楽しみませんか?