【ボタニカルライフレシピ】季節の植物でモイストポプリを作ってみよう

BLPのモイストポプリ

ポプリの語源は、「pot pourri」
フランス語の直訳は、「腐った鍋」ですが、
「ごった煮料理」のことを意味しています。

 

多様な材料を混ぜて
壺に入れたことに由来しています。

『赤毛のアン』で、
村岡花子訳では「雑香」と
されている箇所

 

雑香にするために薔薇をつむ

という表現。
この雑香(百花香)が当時のポプリの日本語訳です。

 

欧米の主婦たちが、庭で育てた花やハーブをつんで
それぞれの自慢のポプリをつくって、
部屋や衣裳ダンスに香りを漂わせていた様子が
うかがいしれます。

 

このポプリは、
材料を全て乾燥させて作る
ドライポプリのことですが、

 

今回ご紹介するのは、モイストポプリです。

 

モイストポプリとは、
半乾きのお花やハーブ、スパイスなどを
混ぜ合わせて作る、香りを楽しむアイテム。

 

枕元や玄関、洗面所などに置いて、
季節の植物の香りを身近に感じられます。

 

長期保存が可能ですが、
十分楽しんだあとは、
バスソルトとして使えるのも
おすすめしたいところです。

 

それでは早速、作ってみましょう。

モイストポプリ

材料

⚫︎塩を平らにトントンできる
直径3cmぐらい棒(写真参照)
瓶底などでも代用できます。

⚫︎スプーン
ー塩をすくって入れるために使用

⚫︎瓶

⚫︎粗塩
(使用瓶のサイズに合わせて
何層にするかあらかじめデザインし、
その層分に分けておく。写真は5層)

⚫︎季節の香りを楽しめる花やハーブ、
スパイス(シナモン、八角)、
樹脂(乳香・没薬)など自由にお好みで

⚫︎オリス(ニオイアヤメ)の根
ー保留剤として使用

⚫︎お好みに応じて精油
ー保留剤の香りがしっかりあるので、
精油は入れなくても
瓶につめる花やハーブの香りを活かされます。
入れる場合は、2~10滴

 

作り方

1)瓶底にオリスの根を入れる。
(精油を使う場合は、根に垂らしてよく混ぜる。
乳香、没薬を使用する場合は、底に詰める。)

2)花やハーブをちぎりながら、
層のようにして塩と交互に入れながら
瓶につめていく

 Point ! 
瓶の外側に花やハーブが見えるように
壁面に沿わせて入れる。

3)最上段は、余った花やスパイスで飾りつけ、
センスがひかる見せどころ。

 

モイストポプリ(BLP)

1ヶ月置いておくと、塩もハーブ類も
茶色の変化とともに
香りが熟成していきます。

 

作った日から、日毎に移り変わっていく
香りの変化もお楽しみくださいね。

 

BLPキックオフ

ボタニカルライフプランナー(BLP)協会
キックオフイベントでみなさんと作りました。

 

 

ミモザのモイストポプリ

2月終わりから3月は、
明るい黄色が眩しいミモザの季節ですね。
写真は、開花前の蕾で作ったミモザのモイストポプリ。

 

春らしいミモザの香りも
おすすめです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私たちは、”緑のある暮らし”を提案しています。

ボタニカルライフにご興味は、ありませんか?
ボタニカルライフプランナー協会のことや
各種イベントなどのご案内を配信させていただきます。
よろしければ下記よりご登録ください。